仮想通貨NEMがハッキングによって不正送金被害に遭い、約500億円相当の損失を出しました。

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「コインチェックショック」とは一体何なのか?

 

ここ数ヶ月で頻繁に耳にする「コインチェック」ですが、メディアでは最近「コインチェックショック」という言葉も使われています。
おそらく、本文をお読みの皆さんの中にもこの言葉を見聞きしたという方がいらっしゃるはずです。
ですが、その中身についてはほとんど知られていないというのが現状ではないでしょうか。
一体、このコインチェックショックとは何なのでしょうか。

 

見出し:そもそもコインチェックとは
まず初めに、コインチェックとはそもそも何なのかというところからスタートします。
コインチェックの元々の出発点は、レジュプレスという会社にあります。
レジュプレスは初期の段階では、STORYS.JPという長文投稿サイトをモデルとした会社でした。
このSTORYS.JPは後に書籍化されることになる「ビリギャル」を生み出したサイトです。
ご存じの様に、ビリギャルは書籍化されたものを元に後に映画化もされています。
このSTORYS.JPをビジネスのモデルとしていたのがレジュプレスで、同社はその後仮想通貨の取引所として再出発することになります。
そしてその再出発の後、しばらくして用いられたのが「コインチェック」という社名です。
レジュプレスからコインチェックへの社名の変更は2017年の3月10日に行われました。
ですから、コインチェックという名前自体は新しくできたものということになります。
コインチェックはその後、仮想通貨の取引所として目覚ましい発展を遂げます。
取引可能な貸す通貨は13種類にも及び、昨年末にはタレントの出川哲朗さんを起用したテレビCMの放映も開始されました。
業界内では、最大手のビットフライヤーと並ぶほどの存在となっています。

 

見出し:コインチェックショックとは何か
上述した内容を読んでいただければ分かる通り、コインチェックの足跡は近年順調そのものでした。
飛ぶ鳥を落とす勢いだったと言っても過言ではないかもしれません。
そうした中で起こったのが、今年1月下旬のコインチェックショックと呼ばれる一連の出来事(事件)です。
当時は連日連夜メディアを賑わせていましたので、ご記憶の方もいいかと思います。
一連の流れを説明すると次の様になります。
まず、1月の下旬にコインチェック株式会社から、時価総額約580億円相当の仮想通貨NEM(ネム)がハッキングによって盗難されたことが報道によって明らかになりました。
この盗難によって引き出されたNEMは不正に送金され、その後コインチェックはNEMの入金を制限するとブログで発表しました。
その後の報道によると、不正送金が行われたのは1月26日の未明であったそうです。
そして26日の夕方には、コインチェックがビットコイン以外の売買停止を発表しました。
仮想通貨については少し前に、マウントゴックス事件によって巨額の損失が生まれたということが報道されましたが、
今回の580億円の盗難はそれをも遥かに上回る額になってしまいました。
このハッキングによる盗難の発覚後、金融庁はコインチェックに対して業務改善命令を出しました。
ここまでが、コインチェックショックと呼ばれているものの簡単な説明です。
コインチェックはその後、当然ながら事態の説明やユーザーへの補償に追われることになりました。
記者会見の映像は皆さんの記憶にも新しいところでしょう。
現在では事態への対応も一段落して業務についても既に再開されていますが、従来のものと比べると極一部のものに限定されています。
今後については、今回の事件を踏まえて新法の制定も含めた厳しい対応が取られるであろうと予測されています。